悩んでいる女性

マイコプラズマやニキビに効くミノマイシンとは

ミノマイシンとはミノサイクリン塩酸塩を主成分とするテトラサイクリン系の抗生物質の一つです。
細菌の生育に必要なたんぱく質ができるのを阻害することにより、病原微生物の増殖を抑える働きをします。
通常の使用量では静菌作用を示し、特殊な使用法になりますが、高濃度の使用では細菌を死滅させることができます。

かつてはクロロマイセチンと並んでよく使用されていた抗生物質ですが、頻用することにより耐性菌が増え、副作用も多いこと、有効で安全な抗生物質が出現してきたことなどの理由で使用頻度は減ってきていました。
しかし、ニキビ治療やマイコプラズマによる感染症などでは効果を発揮しています。

マイコプラズマはウイルス並みに小さな細菌であり、一般的な細菌には細胞壁があるのですが、マイコプラズマにはそれがありません。
細胞壁に作用するペニシリン系やセフェム系の抗生物質では効果がなく、ミノマイシンは特にマイコプラズマには有効かつ効力が強い抗生物質として使用されています。

また、ニキビ治療に使用される場合も多い薬剤です。
細菌が増殖するために必要なたんぱく質の合成を阻止することにより細菌が成長できず、その数が減り、ニキビの症状が改善されるのです。

抗生物質はそれぞれ定められている時間に指定された量をきちんと服用することがとても大切です。
血中濃度を一定に保たないと効力がなくなり、また治療が長期に及び、耐性菌をつくる原因となります。

副作用としては腹痛や下痢、胃部不快感や食欲不振などが挙げられます。
長期服用では肝機能障害、血液障害、ビタミンB欠乏症、ビタミンK欠乏症などがあります。
またミノマイシンは牛乳やヨーグルトなどの乳製品と関係があり、一緒に服用するとカルシウムに結合して薬の吸収率が下がります。
摂りたい場合は2時間以上をおくことが大切です。
またアーモンドやピーナツに含まれるマグネシウムにおいても同様です。
胃を荒らすため食後に服用が原則で、多めの水と一緒に服用しましょう。
頻度は少なくなりますが、めまいや頭痛なども副作用としてあげられます。

ミノマイシンの入手は病院の処方か個人輸入

ミノマイシン、ミノサイクリンは医療機関で医師に処方してもらうのがベストであり、薬局などでは販売していません。
他の方法で入手したい場合は個人輸入という方法があります。
個人輸入と聞くとハードルが高そうですが、ネット上に店舗を構えている個人輸入代行業者のサイトから通販感覚で購入することができます。

簡単に購入できることで近年利用する人も増えている個人輸入ですが、注意しなければならないのは完全に自己責任で購入、使用しなければならないということです。
万一粗悪品などが送られてきたり、作用や使用量などの相談をしたくても輸入元にその国の言葉で問い合わせや交渉ができるスキルが必要になります。
代行業者はそのようなことに関わらないのが一般的です。

とはいえ、通販で薬が購入できるので、ついつい頼ってしまうということも出てきます。
ニキビ治療用にミノマイシンを購入した場合、症状によって服用量も異なってきます。

よくある話ですが、医療機関で処方してもらい何日か服用したら症状が改善したので服用をやめ、また再発したので残りの薬を服用するというようなことは避けなければなりません。
この薬は細菌を死滅させるものではなく、その効果として静菌作用があるものです。
服用を中止すればまた細菌の活動が活発になります。
よって含まれている成分を最大限に発揮するためには定められた量を、定められた時間に、定められた期間服用することが大切です。

個人輸入で入手した場合、自己判断で使用する結果になります。一般的に抗生物質の使用は特に難しいとされいます。
その種類もテトラサイクリン系、セフェム系、ニューキノロン系等々、たくさんの種類があり、それぞれ対象とする細菌が異なってきます。
少しでも不安があった場合、専門家に相談することが大切です。