悩んでいる女性

国内における梅毒感染者は?治療法とは

梅毒は性交渉をすることで感染する病気で世界中に広まっていますが、ここ日本でも梅毒の発生が起こっています。
引き起こす症状では初期症状の場合、感染した部位に硬いしこりが発生しますが、大きさとしては約5ミリから20ミリくらいの小さめの赤いしこりです。
男性の場合は目視できますが、女性の場合は目視できないため自分で発見するのは難しくなっています。
中期になると広範囲に発疹や斑点、膿が発症し、脱毛まで引き起こし、末期になると心臓を含めた内臓器官や血管、神経が侵され、大動脈瘤や脊髄癆、言語障害など怖い病気を引き起こすため早めの治療が必要です。

梅毒感染者は近年になって急上昇中し、平成28年度では男性が3174人、女性が1385人の報告が上がっています。
平成23年では男性650人に対し女性が177人と少ないのですが、現在と比較すると5.5倍に膨れあがっています。
梅毒が増加した理由には、梅毒への意識が低下していることや、外国人観光客が増えたことによる性的サービスが増えたことが主な原因です。
怪しいなという症状が現れても、恥ずかしい理由やそのうち治るという思いこみによって、病院など専門の医療機関で検査を受けない方が多くいるのも問題となっています。

現在の梅毒は死に至るほどの恐ろしい性病というわけではありません。
昔は有効な治療法が見つかっていないため恐ろしい病気でしたが、今は新薬の開発が飛躍的に進んだことで完治が可能です。
有効な治療法は、ペニシリン系の抗生物質を3週間から4週間ほど内服するだけなので、簡単に治療することができます。
梅毒の治療費については病院によって異なりますが、検査費用で8000円から10000程度かかり、薬などの治療費代として1週間で5千円から10000円程度の料金で済みます。
また、保険診療も可能なので料金が心配な方は男性の場合は泌尿器科、女性は産婦人科で相談するのが良いでしょう。
そして、若い世代で梅毒が増えている現状を踏まえ、女性の方は体内の赤ちゃんにも感染することから、もしかしたらと感じたときは早期に検査を受けるのが望ましいです。

梅毒の治療法と検査について

梅毒の治療を始める前に、まず感染しているかを検査しなければなりません。
現在日本で行われている梅毒の検査は、原因菌が存在するか直接確認するというものと、血液検査をして血清反応をチェックするという2つの方法があります。

梅毒が疑われる性行為の後、1ヶ月から2ヶ月以上経過していなければ正しく結果が分からないので、検査を検討している場合はそれ以上経過してから行うと良いでしょう。
病院にもよりますが、検査料金は自由診療だと約8,000円が相場です。
何か症状が現れている場合は保険適用で検査も行えるので、恥ずかしがらずに病院を受診しましょう。
検査方法や病院の設備などによって、結果が分かるまでの期間は異なります。
基本的に即日もしくは数日で分かるので、すぐに結果を知ることができるでしょう。

男性でも女性でも、梅毒への感染が分かるとペニシリン系の抗生物質を用いて治療が始まります。
500mg配合錠を1日に3回服用するのですが、治療期間は症状の重さによって変わるので一概には言えません。
初期の場合は2週間から4週間、ある程度進行した段階では4週間から8週間、重症化している場合は8週間から12週間ほど治療薬を服用する必要があります。

このように治療をすれば、ほとんどの人が症状を治癒させることが可能です。
ただ、治療の過程で特殊な反応が起きることがあり、高熱や全身の倦怠感、頭痛や筋肉痛、発疹などが起こり得ます。
これらは副作用ではなく、治療薬が体内の病原菌を破壊することで引き起こされる症状であり、決して悪いものではありません。
この反応は症状が進行している人ほど発症の可能性が高まり、時期によっては服用した患者の約半数に見られます。